足の甲を骨折し、足にはシーネという固定器具と包帯が取り付けられている。

通院のたびにこちらで巻き直します。
包帯は自分で解いてはいけないらしい。
主治医にお風呂について尋ねる。
・・・そんなことできるか!?
と心配になりつつ、お風呂に入ることに成功したのでその方法を紹介していく。
Contents
シーネを外してはいけない理由
骨折部がまだ不安定だから
万が一、シーネを外している最中に足をぶつけたり、転んだりしたら?
骨折部に衝撃が加わって、せっかくいい位置で固定されていた骨同士がずれてしまうかもしれない。
巻き直しが難しいから
シーネ固定はしっかり巻いておく必要がある。
自分で包帯を巻くとなると、どうしてもゆるみやたわみが出てしまいがち。
特に骨折直後の治療初期のうちは、再骨折を防ぐためにしっかり巻いておく必要がある。
お風呂の時など自分で外してもよいという病院もあるらしいけど、私の通う整形外科の先生には「うちの病院では巻き直しは全て病院で行う。」と言われた。
ラップやビニールで何重にも保護
さて、いざお風呂に入るとき。
シーネが濡れないようにラップやビニール袋で保護してしていく。
入る時の手順
- 包帯の上からラップをぐるぐる巻きつける
- 1枚目のビニール袋を巻き付け、テープで止める
- 2枚目のビニール袋を巻き付け、テープで止める
ビニール袋はスーパーの袋だと膝下まで覆うことができなかったので、45Lのゴミ袋を利用した
もしビニール袋の中に浸水した場合、少しでも包帯を保護できるようにね。

コツはできるだけビニール袋の中の空気を抜いておくこと!

気をつけたこと
- お風呂の中では椅子に座っていること
できるだけ立たない。床が滑って危ない。
特に、油断した時に滑る。
- 湯船に入る時は足はあげておくこと
湯船に浸かると、ゴミ袋に入った空気で浮き輪みたいになり足を沈めるのが難しい。
無理矢理足を沈めるとビニールが泳いで中に水が入りそうだったので、足は浴槽の淵にかけたり、浴槽の中に椅子をいれその上においたりして、できるだけ沈めないようにしていた。
また、お風呂で血行がよくなると骨折部がじんじんして腫れるような感覚になることもあった。
温めて血行をよくするのは治す上でも良いことらしいんだけど、あんまり長時間もよくないらしい。
- できるだけ家族がいる時間帯に入ること
万が一滑って転んだりした時、地震が起こった時など、大声で叫べば誰か助けてくれる人がいることは重要。
特に私は2歳の子どもと一緒にお風呂に入ることもあったので、子どもの予期せぬ動きや要望に応えきれず夫を呼ぶこともしばしば。
夫が仕事から帰ってくるのが遅い日も、できるだけ帰宅を待ってからお風呂に入るようにしていた。
出る時の方が大変
実は入るときより出る時のほうが大変かもしれない。
出る時こそ気をつけましょう!!
出る時の手順
- 体を拭く
- 浴室から出る
- 二重のビニール袋を外す
- 使い終わった袋は次回また使うので、干して乾かしておく
お風呂から出る時はとにかく先に体の水分を拭き取ることを優先。
ビショビショの状態で出るのは寒いし、危ない。濡れている状態では極力動かないように気をつけた。
そして、洗面所には椅子があるとよかった!
私は椅子は用意できなかったので、マットとタオルの上に直座りしてビニール袋やラップを外していた。
巻き付けたビニール袋やラップは脱衣所に出てから、座った状態で外すのが安心。
それから、下着や洋服を着る。
お風呂は毎日入らなくてもよい
私の骨折は冬。通院以外では外に出ないし、通院もタクシーなのでほとんど屋外にいない。
家の中でもそもそもほとんど動けないので、汗もかかない。
お風呂はとにかく大変。
だから、毎日お風呂に入ることは早々に諦めた。
こんな便利グッズが!
私はビニール袋ぐるぐる巻き戦法でお風呂に入ったけど、後になってこんな便利グッズがあることを知った。
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